『葬送のフリーレン』アニメ1期|ネタバレ感想&魅力
『葬送のフリーレン』のアニメを見ました。
漫画未読で見たよ!面白すぎた!
勇者たちが魔王を倒した後の物語を描いたアニメです。
世界観は中世ヨーロッパ風で、魔法・エルフ・エクスカリバー・お城が出てきます。一般的なファンタジー漫画です。
違うところは魔王を倒した「後」の物語ということです。
『葬送のフリーレン』あらすじ&作品情報
勇者ヒンメル一行は、10年の旅の末に魔王を倒し、世界に平和をもたらす。しかしその物語はそのあとから始まる。
魔法使いのフリーレンはエルフで寿命がとても長い。人間の仲間たちにとっての10年は人生の大部分だが、フリーレンにとってはほんの一瞬だった。
平和になってから50年後、かつての仲間・勇者ヒンメルが老い、そして亡くなる。その出来事をきっかけに、フリーレンは初めて気づく。
「私は、仲間のことを何も知らなかった」
原作:山田鐘人 作画:アベツカサ
連載開始:2020年~
ジャンル:ファンタジー/ヒューマンドラマ
レーベル:週刊少年サンデー
出版社:小学館
『葬送のフリーレン』の魅力 | 受賞歴多数、芸能人も絶賛
マンガ大賞2021受賞、「このマンガがすごい!2021(オトコ編)」ランクイン。
この漫画はストーリーの緻密さ・伏線回収のレベルがちょっと違います。現時点で連載している漫画の中でも圧倒的なのではないでしょうか。
面白くないと言っている人を見たことがありません。この漫画の面白さは異常です。
かまいたちの山内さんも大絶賛していたよ
山内さんはかまいたちのYouTubeで、
「こういう設定が凝った漫画は最初だけ面白くてだんだんその設定についていけなくなっていくけど、葬送のフリーレンは尻上がりに面白くなっていく」
と言っていました。
特徴は「時間」圧倒的なストーリー
私が一番好きなシーンは「一般攻撃魔法」のシーンです。
フリーレンが魔王討伐の旅に出ているとき、強すぎて倒せなかった魔物がいました。
その魔物は封印することでしのいでいたのですが、とうとう封印が切れるとのことで、弟子を連れてフリーレンはその魔物を倒しに行きます。
ある攻撃魔法が強すぎて倒せなかった魔物、だったはずが、復活したその魔物が使っていた攻撃は「一般攻撃魔法」。
封印してから時間がたちすぎて、最強から一般に格落ちしていたのです。
あれは震えたよ・・・
初めて見るインフレの表現でした。魔法の研究が進んで、最強だった魔法が一般になっているなんて。
時間の残酷さであり、成長を考えると時間の重みでもありますね。
そして個人的なショックポイントだったのですが、
ヒンメル様かっこいい!推したい!
と思っていたヒンメル様、1話で亡くなりました。さすがに推しが1話で亡くなったのは初めてです。最速でした。
『葬送のフリーレン』ネタバレ感想 | 名言&心に響いたシーン
勇者ヒンメルの死後に出る言葉
もっと知ろうとすればよかった (フリーレン)
勇者ヒンメルの死後に出る言葉です。後悔の静かさがすごいです。
この作品は派手な後悔でなく、「取り返しがつかない静けさ」を描くのがうますぎます。魔法が使えても、こういうところは何でもありでなく、死に重みがあるアニメです
魔人と戦う前のフリーレン
言っておくけど私強いよ (フリーレン)
バトル漫画で戦う前の煽りはお約束です。有名なもので言えばドラゴンボールのフリーザ様の「私の戦闘力は530000です」、北斗の拳のケンシロウの「お前はもう死んでいる」。
フリーレンは「言っておくけど私強いよ」ですね。
煽りでもドヤでもなく、事実確認として淡々と言っているのが一番かっこいい
旅の途中のヒンメルの言葉
僕はね、終わった後にくだらなかったって笑い飛ばせるような、楽しい旅がしたいんだ(ヒンメル)
推しの名言をピックアップしまくっているよ!
魔王を倒すというシリアスな旅でしたが、勇者ヒンメルは正しさよりも在り方を選んでいるのがすごいところです。
つらく苦しい旅のほうが英雄っぽいし、語り継がれやすいし、意味があるように見えます。でもあえて楽しい旅がしたいというのは、人生観そのものです。
そしてそのことにフリーレンは旅の途中では気づかず、終わった後にやっと意味が分かるというのが、残酷であり救いになりますね。
『葬送のフリーレン』アニメみどころ | 失ってから始まる冒険を描いた物語
- 冒険の”その先”を描いているところ
- 時間の感覚が違う切なさ
- フリーレン:数百年生きるエルフ
- 人間:あっという間に老いて死ぬ
「一緒にいた10年」が、人間にとっては人生、フリーレンにとっては一瞬です。
どんな人生でも喪失感を感じたそのあと、達成したそのあと、も人生は続きます。エルフと全然違うけれど、エルフと同じと言えば同じなのかもしれません。
ぜひ読んでみてね!


