『葬送のフリーレン』考察|勇者ヒンメルの死後に始まる「心の旅」と名言
「魔王を倒して、世界に平和が訪れました。めでたし、めでたし。」
普通のファンタジーならそこで終わるはずの物語が、この作品ではそこから始まります。
『葬送のフリーレン』は、1000年以上生きるエルフの魔法使いが、かつての仲間たちの「死」を通じて、人間を知ろうとする静かな、けれど熱い再会の旅路を描いた物語です。
「もっと知ろうとすればよかった」
旅が終わってから気づく、取り返しのつかない後悔。
ですが、その喪失からしか始まらない冒険もあります。
漫画未読でアニメ見たけど面白すぎた
アニメ1期を視聴した私が、作中に散りばめられた「時間の残酷さと優しさ」や、心に刺さるヒンメルの名言について徹底考察します。
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勇者ヒンメル一行は、10年の旅の末に魔王を倒し、世界に平和をもたらす。しかしその物語はそのあとから始まる。
魔法使いのフリーレンはエルフで寿命がとても長い。人間の仲間たちにとっての10年は人生の大部分だが、フリーレンにとってはほんの一瞬だった。
平和になってから50年後、かつての仲間・勇者ヒンメルが老い、そして亡くなる。その出来事をきっかけに、フリーレンは初めて気づく。
「私は、仲間のことを何も知らなかった」
原作:山田鐘人 作画:アベツカサ
連載開始:2020年~(連載中)
ジャンル:ファンタジー/ヒューマンドラマ
レーベル:週刊少年サンデー
出版社:小学館
『葬送のフリーレン』の魅力 | 当たり前の日常が宝物に見えてくる物語
当たり前の日常が宝物に見えてくる物語
魔法を極めたフリーレン・フランメの好きな魔法は
花畑を作る魔法です。
フリーレンは、
花を見る、魔法を集める、くだらない会話をする、
そんな普通の時間の価値を再発見する物語です。
長い時間をかけて生きているフリーレンがこの価値観であることが
目からうろこの価値観です。
フリーレン読んでると癒されるよね
時間の残酷さと優しさを同時に描いている
主人公のフリーレンはエルフで寿命がとても長いです。
その間どんどん人間は寿命を迎えます。
普通の冒険マンガは、敵を倒すことが物語のゴールになります。
ですがフリーレンは倒した後の人生がテーマです。
『葬送のフリーレン』ネタバレ感想 | 名言&心に響いたシーン
勇者ヒンメルの死後に出る言葉
もっと知ろうとすればよかった (フリーレン)
勇者ヒンメルの死後に出る言葉です。後悔の静かさがすごいです。
この作品は派手な後悔でなく、「取り返しがつかない静けさ」を描くのがうますぎます。魔法が使えても、こういうところは何でもありでなく、死に重みがあるアニメです
言っておくけど私強いよ (フリーレン)
言っておくけど私強いよ (フリーレン)
バトル漫画で戦う前の煽りはお約束です。
有名なもので言えばドラゴンボールのフリーザ様の「私の戦闘力は530000です」、
北斗の拳のケンシロウの「お前はもう死んでいる」。
フリーレンは「言っておくけど私強いよ」ですね。
煽りでもドヤでもないのがフリーレン
旅の途中のヒンメルの言葉
僕はね、終わった後にくだらなかったって笑い飛ばせるような、楽しい旅がしたいんだ(ヒンメル)
魔王を倒すというシリアスな旅でしたが、
勇者ヒンメルは正しさよりも在り方を選んでいるのがすごいところです。
つらく苦しい旅のほうが英雄っぽいし、語り継がれやすいし、意味があるように見えます。でもあえて楽しい旅がしたいというのは、人生観そのものです。
そしてそのことにフリーレンは旅の途中では気づかず、
終わった後にやっと意味が分かるというのが、残酷であり救いになりますね。
『葬送のフリーレン』アニメみどころ | 失ってから始まる冒険を描いた物語
- 冒険の”その先”を描いているところ
- 時間の感覚が違う切なさ
- 生き方を考えさせる静かな哲学マンガ
- フリーレン:数百年生きるエルフ
- 人間:あっという間に老いて死ぬ
「一緒にいた10年」が、人間にとっては人生、フリーレンにとっては一瞬です。
どんな人生でも喪失感を感じたそのあと、達成したそのあと、も人生は続きます。エルフと全然違うけれど、エルフと同じと言えば同じなのかもしれません。
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