働きたくない、だらだらしたい……でも。生きてていいんだ

2015年、六つ子のニートたちが画面に現れた時、私たちは笑いながらも、どこか救われたような気持ちになりませんでしたか?

昭和の名作『おそ松くん』が大人になって帰ってきた本作。

一見すると放送禁止レベルのパロディや下品なギャグのオンパレードですが、その根底には「社会に適応できなくてもいい」という優しすぎるメッセージが流れています。

まめしば

「エスパーニャンコ」「恋する十四松」

名シーンを振り返るよ!!

『おそ松さん』作品情報&あらすじ、放送履歴

あらすじ

昭和の大ヒットギャグ漫画『おそ松くん』の六つ子が成長し、全員ニートになって現代に帰ってきた。現代社会でダメな大人として騒動を巻き起こす。

作品情報

作者:赤塚不二夫

原作:『おそ松くん』

放送履歴

第1期:2015年10月~2016年3月。(全25話)

第2期:2017年10月~2018年3月。(全25話)

第3期:2020年10月~2021年3月。(全25話)

第4期:2025年7月~2025年9月。(全13話)

『おそ松さん』の魅力

社会に適応できないことは恥ずかしくない

まめしば

学生時代に見るか、社会人で見るかで全然違うよね

おそ松さんといえば、痛快なギャグ・かわいいキャラデザ・攻めまくりの風刺、ここが一番目立ちますが、社会人になると違います

2話のブラック企業就職、スタバでのアルバイト、被扶養家族選抜、

などなど…すべて社会で疲れた人を肯定しています

【おそ松さんのメッセージ】

  • 逃げてもいい
  • 立ち止まってもいい
  • 何者にもなれなくてもいい
  • 社会に適応できなくても、生きていていい
  • それを恥にしなくていい
まめしば

しかもそれをギャグで笑い飛ばすのが赤塚イズム

頑張りすぎたときはおそ松さんを見る!!

赤塚不二夫原作、最強の免罪符

現在サブスクでも『おそ松さん』を見ることはできますが、1期1話は消えています。

リアルタイムで見たことがある方ならわかると思いますが、この世のたくさんの漫画をパロディしすぎて、放送禁止になってしまった伝説の回です。

まめしば

1話が消えるって面白すぎる…

そもそも赤塚不二夫先生は当時から型破り、やりたい放題の鬼才・天才です。

言ってしまえば元祖・放送事故メーカーです。

下記のようなことが『おそ松くん』では当然としてありました。

  • 物語を途中で終わらせる
  • キャラが作者に逆ギレ
  • シリアスな展開を台無しにする
  • 社会や常識を茶化す
  • 意味はない!ギャグだ!で終わらせる
まめしば

おそ松さんは赤塚不二夫イズムの正当な継承をしたんだね

パクリがオマージュの範囲を超えていた上に、ジャンプ・サンデー・マガジン全部を横断していた。

ですが実際はこんなことが起こっていたかもしれません↓

版元

我々の版権です!許せません!

制作

赤塚イズムの正当な継承ですけど?赤塚先生の原作を使いながらお上品なアニメを作るなんて、先生への冒涜です。

版元

ぐぬぬ…赤塚先生はレジェンドすぎる…

まめしば

※まめしばの妄想です(笑)

赤塚先生は今の漫画の当たり前を先にやった人

赤塚原作なのに何もしないほうが罪

品も教訓もないアニメが社会現象に

1話ではたくさんの漫画をパクりまくり、説明放棄、ファン置いてけぼり、オチも意味もない話が大量にあります。

普通のアニメなら炎上するような展開ですが、炎上どころか、社会現象レベルで流行しました。

まめしば

元のおそ松くんがめちゃくちゃだから、誰も怒らなかったね
これは冷静に考えると稀有な事例

1期の流行は2016年、みんなうっすら成長や努力、優等生アニメに疲れていた時代だったのかもしれません。

そこに「意味なんかいらない!!!いいから笑え!!!」とすべて壊したのが『おそ松さん』です。

『おそ松さん』1期ネタバレ感想 | 名言&心に響いたシーン

「エスパーニャンコ」(第4話)

人の心を読めるようになった猫。

一匹狼の一松はエスパーニャンコに心を読まれ、「俺には人と関わる資格がない」「本当は友達が欲しい」

という隠していた本音を出されてしまいます。

まめしば

一松の本音が見える名シーン

「なごみのおそ松」(第8話)

事件現場に現れては、シリアスな雰囲気を癒すなごみ探偵おそ松。

最初は殺人現場で緊迫な雰囲気が蔓延していましたが、おそ松の癒し効果で現場は笑顔があふれます。

おそらくメッセージは「仕事を頑張りすぎなくていい」ということだと思います。

仕事なんか一生懸命やらなくていい(チョロ松警部)

まめしば

ささくれた心が癒されるね

「恋する十四松」(第9話)

SNSが考察で埋め尽くされた伝説の回です。

ざっくりしたあらすじは以下の通りです。

落ち着いた様子になった十四松をみんながつけると、実は十四松には遊びに行く女の子がいました。二人は仲睦まじい様子で、兄弟たちは優しく見守ります。

長男のおそ松だけが一人、その様子を面白く思わず、「俺にだってたくさん彼女いるもん」と言いながらビデオショップのアダルトコーナーへ。

そこで「これって…」と言いながら神妙な雰囲気になり、十四松が彼女に告白して振られる頃には、おそ松は金欠になっていました。

しかし十四松には何も言いません。

有名な考察では「彼女の仕事に気づいたおそ松が、誰にも言わずに秘密を一人で抱える」というものがあります。

ですが公式では何も説明されていません。何も説明せずに余白を残すところも赤塚イズムらしさがあります。

まめしば

この話を見るたび泣いてしまう

『おそ松さん』1期アニメみどころ | ギャグの瞬発力、シリアス回の破壊力

『おそ松さん』1期みどころ
  • ギャグの瞬発力と振れ幅
  • 成長しなくても生きてていい
  • たまに来るシリアス回の破壊力
まめしば

元気になって癒されて笑える

『おそ松さん』1期アニメを見るならdアニメがおすすめ!

まめしば

仕事でささくれ立った心を、ニートたちの笑いで癒そう~

まめしば

ぜひ見てみてね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!