本格ミステリー!!と銘打たれた今作。

「学園ものとして授業を受けるしんちゃんたちが見たい!!」

とわくわくしながら視聴しました。

結果、非常にレベルの高い脚本、一貫したテーマ、見ごたえのあるミステリー

とても面白かったです!

これは「オトナ帝国」「戦国大合戦」「ヤキニクロード」等の高評価シリーズに並ぶ屈指の名作では?と思い私も調べたのですが結論、ネットでの評価もかなり高い、シリーズでも上位常連の作品ということがわかりました。

まめしば

天カス学園っていうネーミングも秀逸だよね

 そして余談ですが、子供向け映画ですが犯人を当てるのは超難しいです!(当たっていた人は教えてほしいくらいです!)

『映画クレヨンしんちゃん謎メキ!花の天カス学園』あらすじ&作品情報

あらすじ

しんのすけたちカスカベ防衛隊5人は風間くんに誘われ、春日部にできた全寮制の超エリート校「私立天下統一カスカベ学園」(天カス学園)に1週間の体験入学をすることになる。この学園ではエリートポイントを貯めるほど生徒が優遇される制度があり、体験入学中にポイントを稼げば特待生としての正式入学が約束される制度があった。

作品情報

原作:臼井儀人

公開年:2021年公開

劇場版クレヨンしんちゃんシリーズ:第29作目

特別出演:仲里依紗、フワちゃん、チョコレートプラネットなど

『映画クレヨンしんちゃん謎メキ!花の天カス学園』の魅力|青春と成績、学園生活で大切なのは?

学園生活で大切なのは、青春か?成績か?

シリーズでも珍しい学園ものの今作。

出てくるキーワードとして、「青春」「エリート」があります。

映画全体を通して投げかけているのは、

学園生活で大切なのは「エリート(成績)」か?「青春」か?

ということです。

まめしば

どっちが大切だと思う?

映画としての結論は、

どっちかを捨てるんじゃなくて、両方を大切にした方がいいよね

という、非常に現実的で優しい結論です。

両方が欲しかった風間くん

風間くんは、エリートを目指してこの学園に体験入学し、

さらにポイントを集めて特待生として入学することを目指していました。

ですが作品後半、風間君が実は、

「みんなで同じ学校に行きたいから特待生になりたい」

と思い、しんのすけたちカスカベ防衛隊のみんなを体験入学に誘っていたことがわかります。

風間くんは小学校受験をする予定のため、幼稚園を卒園した後はみんなと離れ離れになることが決まっていたのです

エリートと青春(友達たちとの学園生活)どちらも風間くんは欲しかったのです。

作品ラスト、風間くんはこのように言います。

一緒にいられるのなんて今だけなんだ!!

この時間はすぐに終わるんだ!!(風間くん)

普段はしんのすけを疎んでいるような態度ですが、実は風間くんはとても熱いんですよね…。

エリートになって大好きなママの期待に応えたい、

でも大好きな友達とも一緒にいたい、そう思ってみんなを体験入学に誘ったのです。

まめしば

風間くん…!!!(TT)

青春が欲しかったさすがくん

学年1位、天組(学園トップ)で、何不自由ない学園生活を送っていたさすがくんでしたが、

作品ラスト、吸血鬼の正体はさすがくんだったとわかります。

その理由は「好きな女の子と同じクラスになりたかったから」

さすがくんの学園生活には、青春が不足していたのです。

その結果青春を求め暴走してしまいました。

まめしば

幼児化の演技までトップクラスだった、さすがくん

エリートだけでもダメ、青春だけでも足りない、人は結局両方ほしいのです。

『映画クレヨンしんちゃん謎メキ!花の天カス学園』の名言

「しんのすけは心がエリートです」(風間くん)

ボーちゃんはやさしいエリートです。

マサオくんは調子に乗ると無敵になるエリートです。

ネネちゃんは友達想いのエリートです。

しんのすけは心がエリートです。(風間くん)

これが「エリートって何?」という映画全体の大きなテーマへの答えになっています。

一般的なエリートとは、テストの点数が高く、時間を守り、大会で結果を出すような人です。

ですが風間くんは体験入学前から、人の価値は成績だけじゃないと言っています。

入学前からエリート=成績ではないとわかっていた風間くんですが、

天カス学園の制度、エリートポイントという数字で人を測るシステムに飲み込まれてしまいます。(しんちゃんと風間くんの喧嘩)

まめしば

チョコビをぶちまけたシーンだね

ですが最後に伏線回収され、風間くんが最初からこの映画の結末の答えを出していました

「一生懸命友達のために頑張ってんのよ。誇らしいわ。」(みさえ)

一生懸命友達のために頑張ってんのよ。誇らしいわ。

なにかに一生懸命な人間を笑うやつなんて、ハゲワシに頭むしられればいいのよ(みさえ)

ロボ化した風間くんとのマラソンに勝てるわけがないと笑う生徒たちを見て、

みさえが言った言葉です。

もちろんギャグシーンではありますが、本気で息子を想う親の気持ちが詰まった名言です。

親の教育方針として、人として、素晴らしい言葉であり、

一生懸命取り組むことこそが青春であるという言葉にも見えます。

そしてこの後馬鹿にしていた生徒が本当にハゲワシに頭をむしられるシーンもしっかり描かれており

(しかも画面の端におまけのようにあるところがクレしんらしさ炸裂)

クレヨンしんちゃんだなあ…と改めて思ったシーンでした。

ハゲワシはきっと、生物部の檻から出てきてくれたのでしょう…。

まめしば

野原一家はこういうところで熱い

『映画クレヨンしんちゃん謎メキ!花の天カス学園』の見どころ

『映画クレヨンしんちゃん謎メキ!花の天カス学園』の見どころ
  • 本当に大事なのはエリートと青春の両方
  • 物語=テーマの証明になる完成度の高い脚本
  • 風間くんの名言、伏線回収

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まめしば

学生も社会人も、みんな大切なことを思い出そう!!

最後まで読んでいただきありがとうございました!