『青のフラッグ』最終回の衝撃とタイトルの意味を考察!ジェンダーや偏見を壊した先にある「個」の物語
『青のフラッグ』を読みました。
何の漫画なのかジャンルがよくわからずに読み始めてびっくりしました。。。
いや面白いです。ここまでジェンダーやルッキズム、偏見を扱う漫画も珍しいと思います。
そしてその扱い方、作者のKAITOさんが客観的に描くのでストレスなく読めるんですよね。
ここまでセンシティブでデリケートで、変な切り取られ方をしそうなテーマで
ここまで完璧に走り切ったのは作者のKAITOさんの抜群の頭脳とバランス感覚だと思います。
まさに令和の最先端の漫画だと思います。
これ本当に面白いから読んでほしい
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人気コミック絶賛発売中!【DMMブックス】『青のフラッグ』あらすじ&作品情報
地味で目立たない高校生三年生の一ノ瀬太一は、幼馴染で学校の人気者、スクールカースト上位の三田桃真、なぜか苦手意識のある空勢二葉と同じクラスになる。ある日本屋で偶然出くわし二葉が桃真のことが好きだとわかった太一は、二葉の恋愛に協力することになる。
作者:KAITO
連載誌:少年ジャンプ+
連載期間:2017年~2020年
巻数:全8巻(完結)
受賞:第3回次にくるマンガ大賞Webマンガ部門第3位
『青のフラッグ』の魅力|
好きの気持ちは1種類じゃないということ
一番の衝撃は太一と桃真が結ばれるラストだと思います。
私としては最終回目前に海に行ったときに
太一が「桃真が他の友達といるのが嫌だった」と言ったときに違和感を覚えました。
友達に抱く感情かな?という小さな違和感だったよ
それでもあのラストは予想できませんでしたが…。
ですが他の登場人物にも、好きだと思っていた気持ちが実は違った、
友達だと思っていた気持ちが実は違ったかもしれない、といった関係性が多く登場します。
二葉:桃真のことは好きだったが、憧れが大きかった
マミ:自分を恋愛対象として見ない桃真への気持ちを恋だと思っていた
真澄:同性を好きになった経験がある人であって、ずっと同性しか好きにならない人ではない
“男だから”“女だから”を壊した先にあるもの、タイトルに込められた意味とは
作中の登場人物はみんな自分の気持ちが世間からどう評価されるか、
趣味嗜好や行動がどんなラベルを付けられるか悩みますが、
この作品の結論としては多様性に近い結論だと思います。
元々二葉も太一から同族嫌悪のような感情を勝手に持たれていましたが、
芯の強さがある女の子だとわかりました。
マミは男性からモテる容姿が原因で嫌な思いをたくさんしてきました。
ケンスケは同性からの嫌な行動に悩んでいました。
そしてこの作品のタイトルは『青のフラッグ』です。
青は青春、つまり未熟さです。
フラッグは旗を立てること、つまり自分の意見を持つことです。
属性として一括りにして判断したり、多数派の考えを押し付けるのではなく、
一人一人「個」として意見を持ち、対話をして摩擦を失くし理解を深めていこう。
そんな話だと思いました。
セリフ回しかっこよかったね
この作品の考え方として、映画『i-新聞記者ドキュメント-』が近いと思いました。
アニメや漫画とは全然毛色が違うのですが、多様性や個の重要性についてとても似ていると思ったので興味のある方はぜひ見てみてください!
『青のフラッグ』の見どころ
- 好きの気持ちは1種類じゃないこと
- 意思を持ち対話することの重要性
- 作者の客観性とバランス感覚
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