アニメ第3期が始まり、再び世界中で熱狂を巻き起こしている【推しの子】。

2024年に原作が完結した今、改めてこの物語を振り返ると、

単なる「芸能界の光と闇」を描いた作品ではないことに気づかされます。

「善意が一番人を壊す」「キャラクターは考察のための装置」……。

この記事では、2020年代のネット社会の縮図とも言える本作の魅力を、

あらすじから最新アニメ情報も交えてお届けします!

まめしば

少し辛口なメタ考察まであるよ!

嘘という名の愛に翻弄されたアイと、

彼女を「役割」に固定してしまった推す人たちの正体を一緒に深掘りしていきましょう。

【推しの子】あらすじ&作品情報、最新アニメ情報(2026/1/25更新)

あらすじ

地方の産婦人科医、ゴローはアイドルグループ「B小町」のセンター星野アイを推していた。理由は過去にアイを推していた難病患者・天道寺さりなを診察していた影響だった。そこに妊娠した星野アイがお忍びでゴローの病院を訪ね、妊婦検診を担当することになる。ある日出産を控えたアイのもとにゴローが向かう途中、何者かに襲われ、目覚めたときゴローとさりなはアイの子供、推しの子になっていた。

作品情報
  • 原作:赤坂アカ、作画:横槍メンゴ
  • 掲載誌:週刊ヤングジャンプ、ジャンプ+
  • ジャンル:転生もの、サスペンス/ミステリー
  • 連載期間:2020年4月~2024年11月(完結済)
  • 単行本:全16巻
アニメ情報

第1期:2023年4月~ 全11話 

→幼年期編、芸能界編、ファーストステージ編

第2期:2024年7月~

→2.5次元舞台編、プライベート編

第3期:2025年1月14日~

【推しの子】の魅力|考察特化の最新令和コンテンツ

最新の話題を取り扱っている

アイドル、SNS、承認欲求、炎上、推し活、消費行動。

現代の空気ど真ん中のテーマを扱っている、これがこの作品の強さです。

まめしば

2020年代のネット社会の歴史をそのまま扱っているね

物語として多少不自然な部分はありますが、「今これを書く意味」は大いにあります。

感情を消費したくない読者向け

今やSNSで考察論争が盛り上がることは、読者を飽きさせない要素としてオーソドックスになりつつあります。

また昨今の風潮として、共感しない、泣かない、考察だけできるコンテンツが増えてきています。

感情を消費したくない読者にとって読みやすい漫画です。

平成の漫画は感情をぶつけ合うことが正義でしたが、

令和では共感させすぎない、泣かせに来ない作品が流行しています

まめしば

距離を保ったまま見られる作品もいいよね

キャラが装置として考察しやすい

正直アイ、アクア、ルビー、メインキャラまでもが人間としては深堀もあまりなく浅いですが、

逆に問題の明示や、テーマの表現が明確でわかりやすいです。

考察向きの設計

推す側への皮肉

【推しの子】の展開は一貫して暗く重いです。

アイはもちろんキラキラした瞳に容姿のいいキャラが多いですが、

実際のテーマは「善意の応援が簡単に人を壊す」ということです。

まめしば

おそらく芸能界を相当に皮肉っているけど、

同じくらい推している側も刺しているよね

【推しの子】ネタバレ感想|名言&考察「アイドルのプロ意識とは?」

ファンの夢を優先するアイ(1巻第一話)

なんで?(アイドルは)やめないよ?

私家族っていないから家族に憧れあったんだ…お腹にいるの双子なんでしょ?

産んだらきっと賑やかで楽しい家族になるよね!

そ…!公表しない。アイドルは偶像だよ?嘘という魔法で輝く生き物

嘘はとびきりの愛なんだよ?

子供の一人や二人隠し通してこそ一流のアイドル(星野アイ/1巻第一話)

まめしば

16歳が背負う覚悟じゃないよ

1話の名シーンです。有名かと思います。

アイは、自分の人生よりファンの夢を優先することを選んだ人です。

まめしば

だからこそ、ここまでプロ意識の高い子が、

妊娠したのが読者の間で謎すぎたんだよね

このあたりからもアイが全部ひとりで背負い込んで周りを頼れない子だとわかりますね。

アイドルという役割の固定(1巻第一話)

アイというアイドルは思っていたよりずっと図太く強く

一番星のように眩しかった(ゴロー/1巻第一話)

まめしば

ステージ上の完璧なアイじゃなく、16歳で妊娠したアイを見て、

噓をつくと言ったアイを見てそう言っているのがポイント

ファンを傷つけない覚悟を持ったアイはまさにアイドルだから、

ステージを降りている時も一番星=アイドルということ

まめしば

ゴローは善意で言っているけど、(モノローグだし)

この無意識の善意がアイをアイドルの役割に固定しているんだよね

アイドルのプロ意識とはどの範囲まで必要なものなのか、考えさせられます。

ルビーの人生観(2巻第十一話)

したい事をするのが人生でしょ!

コストとかリターンとか言ってたら何も出来ない!

何も出来ないまま終わる人生だってあるんだよ(星野ルビー/2巻第十一話)

まめしば

ルビーが言うから刺さる

最初の人生では難病のためほとんど病院の中で人生を過ごしたルビー。

二度目の人生では挑戦し、行動をどんどん起こします。

まめしば

この子に第二の人生が与えられて本当に良かった

【推しの子】見どころ|悪よりも善意のほうが怖いこともある

【推しの子】見どころ
  • 偶像を否定しないけど、救いもしない
  • 悪よりも善意のほうが怖いこともある
  • 考察設計
まめしば

一歩引いた安全な位置から読めるのも魅力的だね

【推しの子】を見るならdアニメがおすすめ!

まめしば

ぜひ見てみてね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!