『黄泉のツガイ』アニメ4話で確信!天才・荒川弘が描く「最小単位2」バトルの凄さと、アル戦からの相乗効果
『黄泉のツガイ』をアニメ4話まで見ました。面白すぎます!!天才ですねこれ。
『鋼の錬金術師』(ハガレン)、『銀の匙』を追い続けてきた勢からすると、
最初はユルのビジュアルにエドを思い出しエモさ大爆発で話が入ってこなかったのですが
冒頭の王子のような少年の住む街が突然襲撃・破壊され国を追われるような導入は
まさに『アルスラーン戦記』(荒川弘先生によりコミカライズ)を彷彿とさせましたね。
さらに過去の作品よりもギャグシーン・名言のようなパンチラインを極限まで削っている印象でこの点からも『アルスラーン戦記』をコミカライズすることによる相乗効果を感じました。
いろいろなところで荒川弘先生が『アルスラーン戦記』の漫画化をすること、
つまり原作ありの漫画化はもったいないんじゃないかという声が上がっていたかと思います。
正直私も少し思っていました。
ですが結果『黄泉のツガイ』はアル戦の良さを取り入れながら新しい作風が生まれています・・・!!!
荒川弘先生の最新作『黄泉のツガイ』を、ハガレンや銀の匙を全巻読破してきたファン目線で徹底解説!なぜ「ツガイバトル」は他の漫画と一線を画す「大発明」なのか?
『黄泉のツガイ』(ヨミツガ)あらすじ&作品情報
山奥の小さな村「東村」に住んでいる少年ユルは弓矢を使った狩りが得意で、村の守り神「左右様」を信仰している。妹のアサは特別な部屋に閉じこもり、「おつとめ」をしているとされ、そんなアサの元へユルは通い続けていた。そんな平和なある日、村が現代の武装集団に襲撃されユルは下界(現代社会)で暮らすことになる。
作者:荒川弘
連載誌:『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)
連載期間:2022年~
巻数:全12巻(2026年5月現在)
ジャンル:和風バトル
荒川弘先生の他の作品はこちら
『黄泉のツガイ』(ヨミツガ)の感想&魅力|ツガイバトルという発明
ツガイバトルという発明
『バクマン。』の天才漫画家新妻エイジは、作中で「この世のほとんどのものはキャラクターにされている」と言っており、
彼の連載『CROW』もカラスマンだと作中で言われています。
それだけやりつくされているこの現状で『黄泉のツガイ』はツガイバトルです。
『ジョジョ』のスタンドバトルとも違う、最小単位が2という新しい切り口のバトルです。
これは大発明だと思います。
ハガレンでは等価交換でしたが、ヨミツガはツガイ(2つセット)です。
作中でもすでに以下のようなツガイが登場しています。
- 右と左(左右様)
- 上あごと下あご(ガブちゃん)
- 東村(ユルの故郷。もしかして西村もある?)
- 朝と夜(アサとユルであることにも理由はあるのか?)
そして今回アニメ4話ではなんと「ウサギとカメ」のツガイが登場しました。
天才すぎます。この発想力、天才です。
これは他の漫画とは明確に差別化できる点です。
目に見えない概念的なものを、読者にわかりやすく伝えるのがうますぎます。
紅白とか、きつねとたぬきとか、海と陸とか、
そう考えてみるとネタ切れしないくらいたくさんあってやはり天才だよ…
ゲームの「ポケモン」も常に2個セット販売ですね。
ポケモンはおそらく対戦要素や2個ソフトを買ってもらう、
コンプリート要素など流行させるための仕組みではと想像しますが、
これを漫画に落とし込んでいるのがさすがすぎます…。
しかも今後、最初から関係性があることでツガイ同士の過去編の掘り下げなどもいくらでもできますね…。
バトル漫画ですし、片方がいなくなった場合もう片方のツガイもいなくなるのか?
ハガレン同様+1のような概念的な進化に辿り着くのか?
続きが楽しみすぎます!!
おそらくバトル漫画あるあるのインフレも起こりにくいね
『黄泉のツガイ』(ヨミツガ)の見どころ
- ツガイバトルという発明
- 当たり前にあるルールをバトルや世界観に落とし込む天才作者
- 最小単位が2という新しい切り口のバトル


