劇場版『チェンソーマン レゼ篇』|なぜ足ミサイルだけが記憶に残るのか【ネタバレ感想】
結論、足ミサイルは距離を保ったまま一撃で倒せる、
一番仕事に近い倒し方だからだと思います。
劇場版チェンソーマン レゼ篇を見に行ってきました。原作コミックスは既読で、テレビアニメは未視聴でした。
チェンソーマンの中でも、一番恋愛していて、一番切なく、壮絶なのがこのレゼ篇です。
デンジが普通の幸せを夢見て、それを一瞬で叩き壊されるこのエピソードは、今読んでも心に深く刺さります。
マンガ既読でも映画は満足感あり、見に行ってよかった!
特にキャラクター紹介などなく始まるため、レゼ篇以前をアニメや漫画で履修してから見に行くのがおすすめです。
『チェンソーマン レゼ篇』のあらすじ&作品情報

パワーが血抜きのためマキマさんに連れていかれ、デンジは魔人のビームと行動を共にする。パトロール中のデンジは雨宿り中の電話ボックスでレゼという女の子と出会う。
作者:藤本タツキ
掲載誌:週刊少年ジャンプ(集英社)
『チェンソーマン レゼ篇』|レゼというキャラが特別すぎる理由

好意が全部仕事ではなかったところ
レゼはソ連のスパイだったんだよね
レゼのミッションは「デンジの心臓を祖国に持ち帰ること」でした。
そのためのいわばハニートラップとして、デンジに近づいて恋仲になろうとします。
ですが、我々読者がレゼの目的を知った後に振りかえると、その行動には終始違和感があり、最後の選択ではデンジに恋をしていたことがわかります。
- レゼ本人の言うとおり、電話ボックスで心臓を奪えた
- プールで無防備な時も殺さない
- 舌を噛み切った後もう一度デンジにキス
新幹線で高飛びもせず、デンジの待つカフェにも戻りました。
デンジと同じ普通を知らずに生きてきた子
二人とも学校に通ったことがなかったよね
デンジの1話からの願いは普通になること、レゼの最後のモノローグも「私も学校通ったことなかったの」。
二人には自分で選べる普通を知らないという共通点がありました。
違ったのは、デンジは都会のネズミ、レゼは田舎のネズミを選んだところです。
二人は生き方を選べないのが悲しいところ
『チェンソーマン レゼ篇』の魅力 | バトルシーン、夜のプール

蹴りを止めるレゼ、足がミサイルになるレゼ
終盤のバトルシーンです。
暴力の魔人の蹴りを片手で止めて「いい蹴りだったよ。やろうか」
かっこよすぎ!!
デンジを追い詰めてからの上から蹴り・・・でなく、レゼの足がミサイルになってデンジを狙っていました。強すぎます。
レゼの戦い方かっこいい!!
冒頭でも触れましたが、レゼが足ミサイルを使った理由は、
本気で殺そうとしていた。一撃で終わらせに来ていたから。だと思います。
- 銃で撃つ→冷酷すぎる
- 近接で殴る→迷いが生じる
- 足ミサイル→感情を持たずに距離を保ったまま一撃で殺せる
足ミサイルが一番【仕事に近い殺し方】なのです。
至近距離での接触は、どうしても情が移ってしまう。
だからこそ、物理的な距離を保てるミサイルを選んだ。、
そこにレゼのプロとしての仕事と、デンジへの揺らぎを感じます。
そして、こんなの勝てっこない、と読者に絶望感を与える役割もあったと思います。
強すぎるし、生半可な気持ちでスパイをやってない。
夜のプール
おそらくレゼ篇で一番な有名なシーンです。泳ぎ方を教えてあげる海外のおしゃれな洋画のようでしたよね。
レゼのコードネームはボム、爆破の悪魔でした。この対策としてデンジがレゼを海に落とすとは…。
プールでの二人を見た後の海に落ちていく2人、
何とも言えない気持ちになったよ
どちらも夜なんですよね。なんとも切なかったです。
『チェンソーマン レゼ篇』は何巻で読める?【電子書籍情報】

レゼ篇は、原作マンガ5巻~6巻に収録されています。
コミックスの購入はコスパを考えてDMMブックスがおすすめです。
漫画の絵柄やコマ割り、構図も作者藤本タツキさんの映画好きがあり、
映画の良さも含んだ非常にお洒落な内容になっています。
BookLiveでは初回特典の70%OFFクーポン(24時間限定)
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映画オリジナルもちょっとだけあるから、見てみるのがオススメ!


