『ラストゲーム』王道で完結!柳と九条のじれったさが最高な少女漫画| 天乃忍 全11巻ネタバレなし感想
「最近の漫画、捻った設定ばかりで疲れるなぁ…」
「やっぱり王道のじれったいラブコメが読みたい」
そう思ったときに完璧に応えてくれるのが、天乃忍先生の『ラストゲーム』です。
完璧な男・柳尚人が、自分に勝った唯一のヒロイン・九条美琴を 「惚れさせて振る」
と決意するところから始まる本作。
王道の少女漫画らしいツンデレ男子×鈍感ヒロインの構図でありながら、
小学生から大学卒業前後まで約10年以上の時間軸
を全11巻で描き切った完結済みの名作です。
小学生時代から大学まで、ずっと九条にやられてる柳が見られるのが最高だよ
- 『ラストゲーム』のあらすじ(ネタバレなし)
- 王道展開なのに止まらない理由
- キャラクターの魅力とみどころ
を解説していきます。
『ラストゲーム』あらすじ&作品情報
成績優秀でお金持ちの小学生柳尚人(やなぎ なおと)は、転校してきた九条美琴(くじょう みこと)に運動でも成績でも負けて意識するようになる。女子からもモテモテの柳だったが九条美琴は柳に興味もなさそうで、柳は「大学卒業までに九条を惚れさせて、振る」ことで九条美琴に勝つラストゲームを始める。
作者:天乃忍
掲載誌:『LaLa』(白泉社)
連載期間:2011年~2016年
巻数:全11巻(完結)
ジャンル:学園、大学、恋愛
累計発行部数:約200万部以上
『ラストゲーム』の魅力|王道のツンデレ王子×鈍感ヒロイン
王道のツンデレ王子×鈍感ヒロイン
いかに作品を差別化して捻るかが最近の漫画のトレンドだと思いますが、
この作品の魅力は王道展開をしっかりやっているところだと思います。
これは私だけなのかわかりませんが、捻った漫画ばかり読んでいると、
妙に王道漫画を読みたくなるときがあるんですよね…。
王道で面白い漫画は、本当に実力だからね
柳が顔も成績もスポーツも完璧なのに恋愛だけ不器用というツンデレ王子で、
九条は柳の好意にまったく気付かない天然タイプ。
ヒーローはお金持ち、ヒロインは奨学金で進学した苦学生。
柳のほかにもう一人のイケメンが現れて三角関係になり、
親友キャラとあざといライバル女子もちゃんといて、
九条美琴が「あれ、私ってもしかして…」と少しずつ恋心に気付き始める。
大学生のサークルの恋愛という珍しさ
舞台は天文部のサークル。
夏のサークル合宿、終わらない飲み会、文化祭、就活の自己分析、
卒論、進路に悩む先輩、卒業後にどうなるかわからない関係…。
中高生の恋愛漫画にはない「人生の選択を意識せざるを得ない時期の恋愛」が描かれていて、
リアルに大学生活を経験した人なら絶対に共感できるはずです。
大学生になる前に読みたかった!って思う作品だよー
『ラストゲーム』が今でも色褪せない理由
2011年〜2016年連載なので、もう完結から数年経つ作品です。
それでも今読んで色褪せて感じないのは、恋愛の本質を描いているからです。
「好きな人に振り回されたくない」 「でも好きになっちゃった」 「この感情、認めたくない」
こういう感情って、何年経っても普遍なんですよね。
スマホの普及で恋愛の連絡手段は変わっても、
「ドキドキする」「振り向いてほしい」という気持ちは変わらない。
『ラストゲーム』を読み始めたら止まらない3つの理由
①「惚れさせて振る」という設定がフック
主人公・柳尚人の動機が「九条美琴に勝つために、惚れさせて振る」という、
ちょっとイヤな出発点なのが本作の大きな特徴。
普通なら「最低な男」で終わってしまう設定なのに、読み進めていくと…
「振るどころか自分が落ちていく」柳の様子があまりに可愛くて愛おしいんです。
ツンデレヒーローの「振りたいのに振れない」葛藤を、こんなに丁寧に描いた作品は珍しいです。
②九条美琴の鈍感さに、ちゃんと理由がある
少女漫画の鈍感ヒロインって、ときどき「なんでそこまで気付かないの?」と読者をイラッとさせることがあります。
でも九条美琴の場合、鈍感である理由がちゃんと描かれているのがこの作品のすごいところ。
苦学生として努力で道を切り開いてきた彼女にとって、
恋愛は人生の優先順位の上位にないんです。
だから柳の好意も、自分の気持ちも、最初は本当にわからない。
そんな彼女が少しずつ自分の感情に気付いていく過程が、本作の最大のカタルシス。
③11巻という長さが絶妙
恋愛漫画は短すぎると物足りないし、長すぎると間延びしがち。
『ラストゲーム』は全11巻でしっかり完結していて、しかもダレる回がない。
小学生時代から大学卒業前後まで、約10年以上の時間軸を11巻に詰め込んでいるので、
読み終わった時の満足感が桁違いです。
小学校→中学→高校→大学って、
ずっと柳が九条にやられてる姿を見られるのが最高
『ラストゲーム』のキャラクターの魅力
九条美琴(くじょう みこと)
苦学生として努力で道を切り開いてきたヒロイン。 真面目で鈍感、でも芯が強い。
恋愛経験がほぼないため、柳の言動の意味がわからずスルーしてしまう天然タイプ。
でも一度好意を自覚し始めてからの彼女の変化が、本作のクライマックス。
柳尚人(やなぎ なおと)
完璧主義のお坊ちゃんで、何でもできる男。
ただ一つ、九条美琴のことになると感情がコントロールできない。
「振りたいのに振れない」「無視したいのにかまってしまう」
ツンデレヒーローの教科書のような存在で、回を追うごとに可愛くなっていきます。
相馬 蛍(そうま けい)
途中から登場するもう一人の重要キャラ。
柳とは違う形で九条にアプローチする男性として、三角関係の鍵を握る存在。
親友・ライバル女子たち
九条美琴の親友:藤本しおり(ふじもとしおり)は、
いつも美琴の恋愛を後押ししてくれる頼れる女子。
ライバル女子として登場する橘桃香(たちばな ももか)は、柳のことが好きで九条に対抗心を燃やすあざとさ全開のキャラです。
王道少女漫画の必須キャラが漏れなく揃っているのもこの作品の魅力です。
『ラストゲーム』はこんな人におすすめ
特にこんな人にハマる作品です:
- 王道の少女漫画を久しぶりに読みたい人
- じれったいラブコメが好きな人
- 大学生の恋愛を描いた作品を探している人
- ツンデレ男子の心の動きを丁寧に追いたい人
- 完結済みの少女漫画を一気読みしたい人
逆にこんな人には合わないかも:
- 主人公がイケイケで即くっつく漫画が好きな人
- ファンタジー要素や派手な展開を求める人
- 設定の捻りや意外性を楽しみたい人
「王道で何が悪い!」と言える完成度の高さがあるから、
じれったさを楽しめる人にこそ読んでほしいよー
『ラストゲーム』の見どころ
- 王道のツンデレ王子×鈍感ヒロイン
- 普遍的な恋愛の心理を、王道の枠組みで丁寧に描いた名作
- 「惚れさせて振る」という設定がフック
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