『脳内ポイズンベリー』恋愛中の頭の中で起きてる”会議”がリアルすぎる| 水城せとな漫画の魅力を解説(ネタバレなし)
「あの人にLINE送りたいけど、重いって思われたらどうしよう」
「いや、でも送らなきゃ脈なしって思われるかも」
「やっぱり明日にする?でも明日になったらタイミング逃すかも」
水城せとな先生の『脳内ポイズンベリー』は、
まさにこの「恋愛中の頭の中の会議」を、
5人の脳内メンバーが議論する形でリアルに描いた漫画です。
読んだ後、自分の頭の中にも絶対これがいると気付くよー!
自分は誰が強いかな?とかもあるよね
- 『脳内ポイズンベリー』のあらすじ(ネタバレなし)
- 脳内会議システムの何がすごいのか
- 「頭の中で議論しがち」な人にこそ刺さる理由
を解説していきます。
『脳内ポイズンベリー』あらすじ&作品情報
30歳の女性向けネット小説家の櫻井いちこは、ある日、飲み会で会った年下のイケメン早乙女と電車で偶然再会し、勇気を出して話しかける。けれどいちこの頭の中では常に5人の脳内会議メンバーが議論を繰り広げており、行動するたびに「攻めるべきか、守るべきか」「ポジティブに考えるか、ネガティブに考えるか」で大紛糾する。そのころいちこの小説はメディアミックスの話が出始める。
作者:水城せとな
掲載誌:『コーラス』→『Cocohana』(集英社)
連載期間:2010年~2015年
巻数:5巻(完結)
ジャンル:恋愛、心理
映画化:実写映画2015年公開
『脳内ポイズンベリー』の魅力
頭の中の会議が描かれている
この作品の最大の発明は、主人公・いちこの頭の中で行われている会議を、
漫画として可視化したことです。
普通の恋愛漫画なら「迷う」のひと言で済むシーンを、
本作は会議室で議論するキャラクターたちとして描きます。
これがリアルすぎて、読みながら「わかる、頭の中こうなってる」と何度も頷くことになります。
こういうことすると「軽い」って思われるかな!?
とかいちこが思ってるのリアル~~!!
議会システムが描く”思考の渋滞”がリアルすぎる
この5人、いつも意見が割れるんです。
例えばいちこが好きな人にLINEを送るかどうかで、こんな会議が起きます:
- ポジティブ「送りましょう、絶対喜びますよ!」
- ネガティブ「送ったら重いと思われます。やめましょう」
- 衝動「もう送っちゃおうよ!迷ってる時間が無駄!」
- 記録「前回送ったときは1時間既読つかなくて病みました」
- 議長「では多数決を…」
これがまさに、現実の私たちの頭の中で起きている思考の渋滞そのもの。
『脳内ポイズンベリー』が刺さる人
特にこんな人にハマります:
- LINEを送るのに何時間も悩むタイプ
- 好きな人の言動を深読みしすぎてしまう
- 過去の失恋の記憶が今の恋愛にも影響している
- 「考えすぎ」と言われたことがある
- 自分の中で会議が始まりがち
逆に直感で動けるタイプの人には、いちこの優柔不断さがもどかしく感じるかもしれません。
でも、思考のループに陥りがちな人にとっては「自分のこと描かれてる」と感じる作品です。
水城せとな先生の作風と本作の位置づけ
水城せとな先生といえば、
『失恋ショコラティエ』『窮鼠はチーズの夢を見る』など、
大人の恋愛の心理描写を描く名手として知られています。
失恋ショコラティエの爽太の心理描写は本当に面白いね
本作『脳内ポイズンベリー』も、
その心理描写の上手さが会議システムという形で結晶化した一作です。
実写映画化もされた人気作
2015年には実写映画化され、真木よう子さん主演で公開されました。
脳内会議メンバー:
- 西島秀俊さん → 理性/議長・吉田
- 神木隆之介さん → ポジティブ・石橋
- 桜田ひよりさん → 衝動・ハトコ
- 浅野和之さん → 記憶・岸
- 古川雄輝 さん→ 早乙女亮一
- 成河 さん→ 越智
豪華キャストが脳内会議を演じる姿はそれだけで一見の価値あり。
ただし漫画版のほうが議論の細かいニュアンスや小さな葛藤が丁寧に描かれているので、
まずは原作から読むのがおすすめです。
『脳内ポイズンベリー』の見どころ
- 5人のメンバーの個性の使い分け
- 議会の議事進行が変化していく過程
- 恋愛モノとしてもしっかり面白い
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「人間の感情はひとつじゃない、複数の自分が同時に存在している」
という視点を、漫画でこれほど見事に表現した例は珍しいです。