『うるわしの宵の月』感想&考察|W王子の恋と「自分らしさ」を取り戻す物語
男前な女子高生王子と、美形王子男子、W王子が魅力の人気漫画です。
不器用だけどまっすぐな恋愛が描かれ、美しい絵も含め評価されている名作です。
宵ちゃんも琥珀もかわいくてかっこよくて性格良くて、
嫌なキャラが出てこないのも魅力的です!
市村先輩はもちろんかっこいいけど、
宵ちゃんもかっこいい、かなり
王子と呼ばれ続けた少女が恋をきっかけに本当の自分を見つけていく『うるわしの宵の月』を、名言とともに解説します!
『うるわしの宵の月』あらすじ&作品情報
高校生の滝口宵は容姿端麗でスマートな性格から「王子」と呼ばれている女子高生。同じ高校に同じく王子と呼ばれる市村琥珀と出会い、滝口宵は変化していく。
作者:やまもり三香
掲載誌:月刊デザート(講談社)
ジャンル:青春・学園・恋愛
連載期間:2020年9月~現在(連載中)
『うるわしの宵の月』の魅力
他人に決められた自分像から自由になる物語
男の子のような綺麗な女子高生・滝口宵は、
本当は王子という周囲から決められた自分像から降りたいと思っています。
容姿や振る舞いから役割を固定され、
自由に生きることができていません。
市村琥珀は役割から降りるための装置
唯一滝口宵を王子扱いしなかったのが、市村琥珀です。
彼女を普通の女の子(とびきり綺麗な人)として扱い、本音を引き出しました。
単なる恋愛ではなく、滝口宵を王子の役割からおろしています。
なぜ2人は恋愛関係なのか?
恋愛は自分の認識と他人の目が1番ぶつかる関係だからです。
友達との関係よりも、距離が近く感情が濃くなるため、キャラを演じ続けることが難しくなります。
さらに恋愛関係は男女の役割意識が最も濃く出ます。
もちろん、恋愛にした方が読者が感情移入しやすいという、現実的な側面もあると思います!
『うるわしの宵の月』の名言
あんた、めちゃくちゃ美しいな(市村琥珀)
あんた、めちゃくちゃ美しいな(市村琥珀)
美人でも美男でもなく、美しい、です。
宵が初めて、王子でも男の子みたいでもなく、存在そのものを見られた瞬間です。
宵自身もずっと、周囲からの自分の見え方に悩んでいました。
そして市村琥珀自身も、王子・お金持ち・軽薄というラベルをはられて生きてきました。
見た目で判断される、それが誉め言葉であっても孤独感を感じることを
市村琥珀も知っていたのかもしれません。
つーかなんでみんな気になんねぇの?あんな美しいもの。(市村琥珀)
つーかなんでみんな気になんねぇの?あんな美しいもの。(市村琥珀)
かなり典型的な一目ぼれなのですが、
琥珀本人は自分の気持ちが一目ぼれであることに気が付いていません。
琥珀は恋を知っていて女の子にもなれているため、いつもの好きと違うため
恋をしていると気づけません。
さらに琥珀は宵のことを性別の枠を超えた存在としてみています。
つまりこの恋愛は、このようになります。
宵:王子という役割から解放される
琥珀:初めて恋愛感情を持つ
→お互いの存在が相手の変化の条件になっています
『うるわしの宵の月』の見どころ
- 王子と呼ばれ続けた少女の自己確立
- 市村琥珀との関係が恋の意味を変えていく
- 美しさというテーマの扱いが独特
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