『暁のヨナ』スウォンはなぜ誕生日に簪を渡した?非情な決行の裏にある「不器用な愛」を徹底考察&感想
高華国の王女ヨナ。
甘やかされて育った彼女を待ち受けていたのは、最愛の人による裏切りでした。
累計1500万部を突破し、2026年に全47巻で完結を迎えた大河ファンタジーの金字塔『暁のヨナ』。
「ヨナの成長」や「ハクとの絶妙な距離感」はもちろん、多くのファンが涙した「スウォンの簪(かんざし)」の謎について、独自の視点で熱く考察していきます。
「スウォンはなぜ、あの日、あのプレゼントを渡したのか……?」
その切なすぎる理由を一緒に紐解いていくもん。最後まで読めば、きっともう一度1巻から読み返したくなるはずです!
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人気コミック絶賛発売中!【DMMブックス】『暁のヨナ』あらすじ&作品情報
高華国のヨナ姫は一人娘のため、国王に甘やかされ大切に育てられた。16才の誕生日、初恋の相手スウォンから簪をもらったヨナは喜ぶが、その晩スウォンは現国王を亡き者にし王位を簒奪、ヨナは国を追われる。
作者:草凪みずほ
連載誌:花とゆめ(白泉社)
連載期間:2009年〜2026年(完結)
ジャンル:大河ファンタジー
巻数:全47巻
累計発行部数:1500万部
『暁のヨナ』の魅力
守られる姫から、戦い国を護る姫になる成長ストーリー
16歳になったヨナは国を追われ初めて国外に出ますが、
自分は姫でありながら国のことを何も知らなかったことに気がつきます。
弓を持って戦い、国の民や世界を知り、
自分の弱さを受け入れて成長する姿が描かれます。
一人娘だったから余計甘やかされちゃったんだよね
さらに、そのお姫様が自身の無力に直面するストーリーも、
しっかりと描かれており手加減がありません。
序盤にユンに正論で論破されてたのはびっくりしたな
あれを見てこの漫画ただものじゃないと思った
ハク・スウォンとの関係が尊い
ヨナとハクは元々主従関係ですが、ハクはヨナに強い気持ちがあり、
命を懸けてヨナを守るけれど、主従関係のためなかなか踏み込めない、
距離感が絶妙すぎる関係です。
姫さんと呼ぶハクいいですよね!!
一方スウォンは国のために自分が王になることを決め反逆を起こします。
ですが冷酷な悪であるわけでもなく、正しさと非情さが両立しています。
戦記レベルのテーマを扱う
- 国とは何か?
- 王とは?愚王の定義は?
- 正義とは?
作中でもヨナの父イル王は愚王であったと記されていますが、
娘のヨナを守るためなら自分が傷つくこともいとわない姿をハクは見ており、
真逆の意見を示しています。
しかし近くで見ていたハクからすると臆病者の王に見えていなかったとしても、
国の中にはイル王の弱腰な政治の影響で生活が苦しくなった人もいました。
『暁のヨナ』スウォンはなぜヨナに簪を渡した?
ハクが許せなかった簪
ヨナがスウォンのことを好きなことは、イル王もハクもわかっていることでした。
ですがヨナの16歳の誕生日にスウォンは簪を贈った後、
その夜にイル王に刃を向けました。
ハクがずっと怒っていたのはこの点です。
なぜヨナにプレゼントをしてから、ヨナの父に手をかけたのか?
ヨナのことが好きで、大切だったから
好きでなければ口封じのために確実に消しているはずです。
簪を渡してからイル王を消すことは確かにヨナを傷つけましたが、
冷酷さやリスクを最優先するとヨナを消すことは必須に近いです。
ですがスウォンはそんなことはできませんでした。
スウォンにとってのヨナ
- 幼なじみ
- 王族
- 無垢な存在
あれだけ賢さが示されているスウォンですし、
自分に向けられるヨナからの好意にも気づいていたと思います。
でもそれ以上に、父の敵討ち、緋の病、国の状況を考え、
それ以上にやるべきことがあったのだと思います。
だからって、なぜわざわざ誕生日に決行した?
好きだけど、一緒にいられないというメッセージではないか?
と私は思っています。
合理主義だけどここだけ不器用なのかも
ヨナと一緒になったとしても、
そうなると国を変えることはできませんし、
父の敵討ちもできませんし、寿命を考えても長く一緒にいられません。
切ないね…
『暁のヨナ』のみどころ
- ヨナの成長物語
- ハクとの関係性
- スウォンの存在
- 戦記のようなテーマ性
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誰が正しいのかわからない構図